繁体字で中国語を勉強するときにオススメのアプリ
繁体字で検索できる中国語辞書アプリ
私の知る限り、大手の中国語辞書アプリは、繁体字で検索ができません。繁体字を勉強する前は気づきませんでしたが、これは非常に不便です。これから紹介するのは、私が実際に使っている、繁体字対応の辞書アプリです。全て無料アプリで、オフライン利用が可能です。これらの辞書アプリを使えば、繁体字での中国語学習も捗ると思います。
萌典(Android iOS)
国語(中国語)、台語、客語の辞書アプリです。発音機能もあり、現地で中国語を学んでいる方には、必須のアプリだと思います。繁体字はもちろん、簡体字でも検索可能です。ピンインと注音も併記されています。説明文でわからない単語があった場合、タップをすると意味を確認できます。
赤枠の部分で文字の大きさの変更、隣りにある[ 全文 ]にキーワードを入力すると、全文検索が可能です(画像では電腦を検索)。また、パンダが指している箇所をクリックすると、アニメーションで書き順も確認できます。
两岸詞典(Android iOS)
萌典と同じ作者の辞書アプリです。大陸と台湾の用語の違いが記述されていて、とても役に立ちます。例えば、軟體(软体)は台湾でソフトウェアの意味ですが、大陸で软体と言ったら、软体动物[ruǎntǐ dòngwù](軟体動物)を思い浮かべるかもしれません。ちなみにAPP[eɪ pi: pi:]だったら、どちらでも通じます。文字の大きさや全文検索、書き順の部分は、萌典と同じです。
辞書で調べる他にも、4つのカテゴリから単語を確認できます。タップすると、各単語の詳細へ移動します。
臺灣用語(台湾の用語)
大陸用語(大陸の用語)
同實異名(意味は同じだが用語が異なる)
同名異實(用語は同じだが意味が異なる)
新華字典離線版(Android)
繁体字の表示と検索に対応しています。おすすめの中国語辞書アプリで紹介してるので、詳細はそちらをご覧ください。
Huaying(中英辞書 iOS)
この辞書アプリは繁体字で検索ができませんが、ピンインと英語で検索が可能です。収録語数は99300語ほどで、繁体字と簡体字が併記されています。この辞書の良い点は、複雑な繁体字を、一文字づつ大文字で確認できるところです。
アプリ画面の右下にあるアイコンをタップすると、辞書の追加や発音データのダウンロードができます。残念ながら日本語の辞書データはありません。
MDict(Android iOS)
電子ブックビューワアプリです。パンダが指しているアイコンをタップして、簡体字と繁体字の切り替え表示が可能です。このアプリを利用して、ウィキペディアや百度百科をオフラインで利用できます。繁体字検索にも対応。
ウィクショナリー日本語版
日本語辞書ですが、簡易中国語辞書としても利用可能です。例文はないですが、発音も併記されていおり、簡体字と繁体字の検索に対応しています。オフラインで使うなら、EBPocketがオススメです。
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繁体字にまだ慣れてない時に役立つアプリ
簡体字に慣れてから、いきなり繁体字の世界へ入ると、画数が多くて逃げ出したくなります。簡体字⇒日本語⇒繁体字の順に複雑になっていくので、最初に繁体字に触れていたら、すんなり馴染めたのかもしれません。私のように簡体字から繁体字へシフトするには、徐々に慣らしていく必要があります。
簡体字⇔繁体字変換アプリ
簡体字と繁体字の相互変換をしてくれるアプリです。どちらもオフラインで利用可能です。繁体字を勉強しはじめの時は、メールやチャットの内容を慣れてる簡体字に変換して読んで、返信時はその逆をしていました。
猜字(iOS)
簡体字から繁体字を推測するゲームです。表示されてる簡体字に相当する繁体字を、6つの中から選びます。何回かやってると、部首の変換パターンがわかってきます。
正答率により、異なったメッセージが表示されます。